月別: 2019年11月

書評『USJを劇的に変えたたった1つの考え方~成功を引き寄せるマーケティング入門~』

本とカフェ

今回は「マーケティングとはなにか」を優しく導いてくれる森岡毅氏の著書になります。

森岡氏はP&Gでブランドマーケティングを経たのちUSJに参画し、昨今のUSJの基盤を作り上げた方で、日本屈指のマーケターです。

マーケティングとはなにか

この質問を答えるのに自分なりの定義づけができる人は立派なマーケターの方なのだと思います。

マーケティングという言葉だけが急速に広がり、なんとなく重要性も分かるけど、何をしているのかはっきりしない。
会社におけるブランド戦略やPR戦略を主導していそうな花形部署。
私自身もざっくりそんなイメージを持っていただけように思います。

森岡氏曰く、そんなマーケティングの一番簡単な定義は
「トップライン(売上)を伸ばす人。」
「売るのではなく、売れるようにする人。」

売り上げを伸ばすのは別にマーケティングだけの仕事ではないですが、マーケターは消費者目線に立って価値を考え、その根幹にある改善点を洗い出し、改革を進めることによってトップラインを伸ばすのです。
そのための売れる仕組み、仕掛けを作るのがマーケティングです。

つまり全社戦略の方向性を決め、個々人の努力を利益に最大限変換できるような「選択と集中」を行う(本書ではビジネス・ドライバーといい、選択をすることは戦略である)といったことがマーケターの役割になるのです。

USJが従来の映画をベースにしたテーマパークから、「世界最高のエンターテイメントを」といった方向性に舵を切ったのも、消費者目線を徹底したマーケティングによるものなのです。

マーケティング優勢な世界

本書では「マーケティング優勢で技術力を活用する会社」が今後生き残っていくであろうとしています。

それには私も大いに賛成します。
つい先日読んだ記事にもこんなことが書いてありました。

日本の家電産業のほとんどは「役に立つけど意味がない」というところで戦っているから。市場が閉じた状態であれば各国別に10社ぐらいは生き残れたかもわからないですけども、これがグローバル競争になっていくと、世界で一番役に立つ会社の10社しか生き残れない。

山口周/logmiBiz

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書評『日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学』

社会の「しくみ」とは何か

この本は、「日本社会のしくみ」について、その特徴や歴史を多面的かつ客観的に解説した大衆向けの学術書である。

ここでいう「しくみ」とは何か。

それは、単に法律や制度を指すだけでなく、もっと広い意味で、
“雇用や教育や福祉、政党や地域社会、さらには「生き方」までを規定している「慣習の束」であると著者は定義している。

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無料で使える英文校正ツール-Grammarly(グラマリー)

海と鳥

みなさんはGrammarlyというアプリケーションを知っているでしょうか。

私がこのアプリケーションを知ったのは二年前。

海外の大学院の授業用レポート(英語)をグループワークで作成していたときに友人に勧められました。

それ以来、全レポートを作成するときにお世話になり、今でも修士論文を書くのに利用しています(修士論文用で私は課金しました)。

それでも無料で使える範囲で十二分に活躍してくれるGrammarly。

その使い勝手を今回はお伝えします。

Grammarlyでできること

無料版のGrammarlyでは誤スペルの訂正、aやtheの抜け落ちや使い分けのチェック、名詞や動詞の単複のチェックができます。

そのほかにも、過剰なスペースの削除やコンマの挿入、コンマやセミコロンの使い分けなどの自分でチェックするのが難しい細々としたところも見てくれます。

こういった小さなスペルミスなどは先生方に読んで頂いても見つけることができないことがあるため、システマティックに行ってくれる機械が重宝する場面です。

またこのアプリケーションはネット上でFirefoxやGoogleChromeのアドインとして使えるだけでなく、ダウンロードしてアプリケーションとして、あるいはOfficeのワードやOutlookなどと連携させて使うことができるのも魅力です。

自分はもっぱらワードでの利用が多いので、ワード利用の際の雰囲気を見て頂ければと思います。

Grammarlyを使ってみよう。

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SEO対策の本質

SEO対策の本質

SEO対策っていうと難しそうというイメージがついてまわります。
少し調べてみると様々なサイトが様々な方法を紹介していて
これらすべて理解してないとSEO対策できないのかと
始める前から尻込みしてしまう人も多いでしょう。

でもSEO対策はたった一つのことさえできれば
誰にでもできるのです。

あなたもこれを機にSEO対策をしてみませんか?

自分も初めはSEO対策について何も知りませんでした

0から立ち上げたサイトを1年で月間20万ユーザーのサイトにまで成長させ、
SEO対策ができるようになったのですが、
サイトを立ち上げると決めたとき、もしかするとあなたよりSEO対策について知らなかったかもしれません。

当時どれくらいSEO対策について知らなかったかというと、
「SEO対策」という言葉を知らなかったレベルです。

もちろんgoogleで検索順位を上げる方法も知りませんでしたし、
検索順位がどうやって決まっているかも知りませんでした。
サイトを作ったことはもちろんなかったですし、
身近にSEO対策について気軽に聞ける知り合いもいませんでした。

そんな中、0からサイトを立ち上げてみたのです。

SEO対策してみても全然検索順位が上がらない!?

そんななかSEO対策というものを独学で学び、
自分なりに対策してみて記事を投稿して、サイト作りをしていました。

はじめたてだから検索順位が上がらなくてもしかたないと思いつつ
コツコツ続けるのが大事と言い聞かせて
記事をひたすら投稿していました。

サイトを作り始めて6ヵ月以上たった時、
ユーザー数は月2000人もいかない弱小サイトのままでした。。。

じわじわとユーザー数は伸びているものの目標としていた数字に比べはるかに低く、
このまま記事を投稿していて意味があるのかな…と悩む日々でした。
時間が無駄に過ぎていってしまっているという焦りもあり、精神的にもきつく、もうやめようかなと何度も思っていました。

サイト作りのプロと出会って

サイトを作り始めて半年の頃、
サイト作りのプロの方から自分の作っているサイトのアドバイスをもらいました。

そしてその際、サイト作りの極意ともいえる「SEO対策の本質」を教えていただきました。

自分自身そんな方法があったのかと衝撃を受けたのを今でも覚えています。

そこからSEO対策の本質を元に、様々な施策をしていきました。

底辺弱小サイトからの脱却

今まで自分がしていたのはSEO対策と呼べるようなものでは無かったんだという事に真の意味でSEO対策を出来るように気が付きました。

そして、一気に自分のサイトは月1万ユーザーをあっという間に越しました。
そのころにはSEO対策が自分の中で完全にできるようになってきていたので、
やった施策は次々に成果に結びついていき、
SEO対策って本当に楽しいものなんだなと思えるようになっていきました。

そんなわけないと思ったかもしれませんけど、
だって、一週間前に比べてPV数が倍になっていく日々ですよ?
そんなの楽しいに決まってませんか?

当然書いた記事は上位に表示されるのが当たり前です。
狙ったキーワードで初めから1ページ目2ページ目に表示されるのです。
書けば書くだけPV数ユーザー数は上がり続けるような状態になるのです。

友人に方法を紹介してみたら、、

このことをサイトを作っている別の友人にも伝えると、
その人が書いた記事も1ページ目の常連に。

過去に書いた記事を手直ししてみたら圏外からあっという間に1ページ目に。
そんなことが出来てしまうのです。

SEO対策の本質がわかっていたらそれくらいできてしまうのです。
面白いし、書いたものがすぐ成果になるから無駄もなくなり、
やる気にもつながります。

ノウハウ化したSEO対策を知ってみたいですか?
かなり長くなるし、文章にしても伝わらないので
気になる方には直接お話させてもらおうと思います。

もちろん条件はありますけどね。
教えるだけとか僕にとって時間の無駄なんで。
どんなサイトを作ってる(or 作ろうとしている)。
何をしていて何に興味もっていて、、、みたいな話をして
面白いなと思った人には教えようと思います。
なんたってアッサンブラージュはそういうサイトですので。

サイト作り挑戦してみたい、やってみたい、なにか発信したい
そんなあなたは
価値あるサイト、面白いサイト一緒に作りましょ!

SEO対策知りたいなと思って、
何をしようとしてるか話してくれる方は下の連絡先まで連絡お願いします。

連絡先→rulysapphire@gmail.com

デキる人はやはり「想像力」が違う

どんな仕事も、基本的には絶対的な「正解」なんてものはないわけです。
先のことなんて分からないし、不確定要素だらけだし、
それでもその中で、可能な限り最適な意思決定を繰り返していかなきゃいけないのです。

こういう世界で、僕から見て「仕事ができる」人とそうではない人との違いは、ひとえに「想像力」にあるのではないかと思います。

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書評『問題解決プロフェッショナル「思考と技術」』

こちらのブログでは初のエントリになります。吟遊酒人こと「おくむら」です。

今回は齋藤嘉則さんのビジネスにおける必携本である『問題解決プロフェッショナル』について書かせていただきます。

ゼロベース思考と
仮説思考

「ゼロベース思考」とこの本では言われていたので、目次の段階では話の内容があまり推察できなかったが、端的に言うと既成」や「成功体験」からの脱却である。

一方で、「仮説思考」はその単語からも推察されるように常にその時点での結論を持ち、ベターな選択を行動に移せというものである。


この両者は今でこそ日常的に言われている考え方であろうと思うが、これを90年代から一貫して述べておられることから、筆者の本質に対する意識を感じ取ることができる。

この2つが冒頭で述べられており、私はどちらかというと後者の方が得意である。

仮説検証のサイクルを実験と称して回すことができる環境は最高に楽しい。

余談になるが、ブドウ栽培からのワイン醸造は人生を賭けても単純化すれば40年、つまり40回しか仮説検証できないことになる。
実際には色々な角度でそういうサイクルを回すことになるので、40回なんてものではないが、こと「栽培」に関してはこれは事実だと思っている。
農業の難しさはそんなところにも潜んでいる。

いずれにせよ、そういったサイクルを行動と共に動かしていくのは性にも合っているし、普段から気をつけている部分である。

一方で、ゼロベース思考というのは、私の辞書には載っていなかった単語だったのもあり、今一度習慣化する必要がある。

既成からの脱却は突き詰めると、価値の根源と変遷を察知すること、そしてその変遷からダイレクトにマーケティングに反映することだと考えられる。

このこと自体に目新しさはないので、重要なことは「ゼロベース思考」という単語と共に価値の客観視のサイクルを回すことにあると思う。

これらの2つの思考法は、今後も都度実践していく必要のあるものだろう。

MECEとロジックツリー

これまた初見なのが“MECE”というワードである。
これは如何なるフレームワークを使うときにも必要になる考え方で、 日本語でいうところの「漏れなくダブりなく」である。

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