月別: 2019年12月

書評『ハゲタカ』真山仁

本とカフェ

ハゲタカ。

一連の池井戸潤さんの小説を思わせる。

昨今でも池井戸さんの小説は半沢直樹、ルーズベルトゲーム、空飛ぶタイヤなど様々なものがドラマ化、映画化されていたが、このハゲタカも作者は違えどドラマ化されている。

それだけ今の日本では逆転劇のようなものの需要があるということなのだろう。

しかし、この本の本質はそういった爽快さだけでなく、読後に思わされることは多岐に渡る。

ハゲタカとバンカー

まず日本のバブルの崩壊後の雰囲気と当時の企業や銀行の杜撰さを感じずにはいられないということである。

私はバブル崩壊後の世代で、失われたままの30年しか知らない。そのため下向きの経済が当たり前、人口減と経済縮小はもはや既定路線としか言えない状況にまで八方塞がりになっていると感じている。

しかし、この本にあるような放漫経営の企業、公私混同した企業が数多く存在するのであればそれも致し方ないことである。

もちろんそれらの企業がこの30年を生き延びれたとは思えないが、少なからず大企業は、それらの損失を下を切ることによって掻い潜り、その時代の幻想から覚めていないところもあろうかと思う。

その最たる例が日本の銀行である。

私は日本の銀行だけでなくフランスの銀行の怠慢業務にも手を焼かされたことがある。

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○○で寝たいって言ったらバカにされた件、いつかVRで叶えます

VRでの睡眠事情

友人と飲みに行った時のお話。
ふとその友人が質問をしてきました。

「めっちゃ理想の寝るとこがあったとしたとき、
 どんなところ想像する??」

あなたならこう質問されたらどう答えますか???

僕これに
「空!!」って答えたんですよね。

これそんなにおかしいかなぁ…。
くっそバカにされました。

実際考えてみてほしいんだけど、
青空で白い雲みたいな風景のど真ん中で
ふわふわでもっふもふなものに大の字で
心行くまで寝たくない??
最高じゃない??

高所恐怖症とかそういう話はいったん地上に置いといてさ。

どこまでも広い真っ白のモフモフにバフッって倒れこみたくない??

大草原の芝生の上とかも捨てがたいよね。憧れるよね。

程よく気持ちいい太陽の光とそよ風のなか
広大な芝生をゴロゴロ転げまわりたくない??
そのまま寝れるとか最高じゃない??

そりゃさ、現実的な話しようぜってのはわかるけど
せめて空想の話くらい夢持ちたいよね。

VRの分野とかだと
雲の上とか海の中漂いながら寝たいみたいな非現実的でも
理想的な開放的な空間で寝れる体験とか出来るようになるかもしれないわけだし、
あったら売れそうだよね。

めっちゃ睡眠で癒されそうだし求めてる人多そう。

てなわけで、ちょっとVRでの睡眠の話調べてみた。

VRでの最新睡眠事情がこちら

テンピュールっていう会社からVRの睡眠グッズが出てるじゃないか!
しかも無重力を再現して宇宙空間で寝れるんだとか。
宇宙とは俺の思ってたスケールよりでかいじゃないか…。

無重力だと完全なストレスフリーで寝れるとのことらしい!
いいな、寝てみたい。
どんな感じか全く想像できないけど逆に落ち着かなさそう。
慣れるのかな…。

他に出てきたVRの睡眠がコチラ。

VRで美少女と添い寝!?

「美少女になって集まって寝たら周りも
寝顔かわいい美少女ばかりで癒されて最高じゃない?」

さすがジャパニーズ…。これが天才か…。

美少女になって修学旅行の夜みたいな体験。これぞ夢。
この際ベッドとか寝る場所とかどうでもいいよ。
何が空で寝たいだよバカじゃねーの。

あなたの理想の寝床どこですか??

無理難題からイノベーションは生まれる

イノベーションのスタートは、実はここから始まると思う。
一見すると不可能に見えるような無理難題や、理想論夢物語

まずこれを掲げて、それにNoと言わないHowを考える

人間が今飛行機で空を飛べるのは、空気よりも重い機械で人が飛べると本気で信じてひたすらにHowを考えた兄弟がいたからだ。
周りは皆、そんなの不可能だ、ありえない、無理だ、とNoを唱え続けていた。

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