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「見栄え」は本質ではない
「人は見た目じゃない」なんてよく言いますけど、
人にしても何かの製品にしても、見栄えって本質じゃないと思うんです。
服装とか、デザインとか、パッケージとかそういうのよりも、結局は中身じゃないですか?
だからこそ、僕は思うんです。
そんなくだらないところで損するのもったいなくない?
せっかく能力があっても、身だしなみのせいで仕事できない人だと思われるのもったいないでしょ?
せっかく凄いアイディアだとしても、資料の配色とかフォントのせいでそれが伝わらなかったらもったいないでしょ?
せっかく良い内容が書いてあっても、表紙やタイトルのせいで手にとってもらえなかったらもったいないでしょ?
「見栄え」は確かに本質ではありません。
ただ、その本質は「見栄え」を通してしか伝わらないのです。
本質ではないからこそ気を使うべき
それなのに、そういう「見栄え」に気を使って勉強してる人って、めちゃくちゃ少ないと思うんです。
ちょっと調べれば、最低限の基本とかセオリーとか、すぐに分かる時代です。
確かに、ある程度はセンスが求められるのも事実でしょう。
でも、教科書的にまとめられた基本を守るだけで、少なくとも大きく損をするようなものにはならないはずです。
大きなスクリーンに映すプレゼン資料に、明朝体使うのやめようよ。
ゴシック体の和文にセリフ体で欧文混ぜるなよ。
ただカラフルにすれば見やすいとでも思ってるのか?
図のサイズを揃えて整列させるだけのことすらできないのはなぜ?
黒無地のリクルートスーツを着るのはやめましょうよ。
ビジネススーツの基本は、ネイビーかグレーです。
ベルトと靴の色ぐらい合わせましょう。
そのシャツってアイロンかけました?
もちろん、外見ばかり気にしてもいけません。
身に付けるものにお金をかけろとも言いません。
でも、最低限のマナーやセオリーは知っておくべきでしょう。
デザイナーじゃなくても、最低限のデザインの基礎は勉強しておくべきでしょう。
せっかく必死に頑張って努力したのに、「見栄え」というくだらない部分のせいで報われないのはもったいないでしょう。
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