「選択肢を広げる」ことの意義
「選択肢を広げる」のは、やりたいことをやって生きていけるという、「選択する自由」を手に入れるためだと思われがちだ。
しかし本当は、やりたいことができなかったとしても問題無く生きていけることにこそ、その意義があるのだと思う。
他の選択肢=「逃げ道」を常に持っている状態は、
「これがダメになっても大丈夫」であり、
「これが嫌になったら辞められる」のであって、
「ここじゃない場所でもOK」な状態でもある。
「選択肢を広げる」のは、やりたいことをやって生きていけるという、「選択する自由」を手に入れるためだと思われがちだ。
しかし本当は、やりたいことができなかったとしても問題無く生きていけることにこそ、その意義があるのだと思う。
他の選択肢=「逃げ道」を常に持っている状態は、
「これがダメになっても大丈夫」であり、
「これが嫌になったら辞められる」のであって、
「ここじゃない場所でもOK」な状態でもある。
最近コロナウイルスのせいで外に出れない日々が続いていますね。家のなかにいる生活に飽きてしまっている人も大勢いそうです。
私も家の中にこもりっぱなしの生活に飽き飽きしてきました。そんな生活の中で最近身に染みて感じるようになったのが、今回書こうと思った「忙しいほうが有意義」ということ。あなたもちょっと思うところはありませんか?
そもそも有意義って何でしょうか?もちろん、各個人が感じる有意義には差があって、これといった正解があるわけでもないです。私個人が思う有意義というのは充実してたなと思えるような時間の使い方です。
なにかをしてる時間というわけではなく、充実してたな、よかったなと思える時間です。
なので時にはぼーっとしてる時間も最高に充実してる有意義な時間になるわけです。
1日が終わったときに今日は充実してたなと思えるような時間の過ごし方が出来ているといいですよね。
ではどうすれば有意義に時間を過ごすことが出来るのでしょうか。
この答えをいきなり考えると難しいかもしれません。そこで逆のことを考えてみましょう。
有意義じゃなかった時間の過ごし方は何でしょうか。もっと有意義に過ごしたいなと感じる時はどんな時でしょうか。
それは、なんとなく過ごしてしまった時間です。おそらく多くの人が最近経験していてイメージをしやすいのではないでしょうか。
多くの場合、なんとなくダラダラ過ごしてしまった時間です。このなんとなくダラダラ過ごす時間が少なくなればなるほど、充実した時間の使い方になっていくと思いませんか。
このことをもとに、最初の疑問「有意義な時間を過ごすにはどうしたらいいか」を考えると、その答えはなんとなく過ごしてしまう時間を減らすという事になるでしょう。
なんとなく過ごす時間が減っているときと、なんとなく過ごす時間が増えているときの違いは何でしょうか。
これは比較的イメージが湧きやすいと思うのですが、なんとなく過ごす時間が多いのは暇なとき、なんとなく過ごす時間が少ないのは忙しい時です。
なんとなく過ごす時間を少なくしたければ忙しくすればいいのです。
もちろん他にも方法はありますが、手っ取り早い方法の一つが、忙しく過ごすという事なのです。
どのようにすれば忙しくなるのかというと、予定をどんどん入れてしまえばいいのです。
一人の時間が多い時は、〇時までは本を読む、そのあと観たかった映画を見るというように一日のスケジュールを立ててしまうのがいいでしょう。
あなたも、予定を入れて忙しくしてしまいませんか。
リーダーに向いてる人ってどんな人でしょうか。このようなことは経営者などの立場の人なら誰でも思うのではないのでしょうか。
そして、課長や部長など立場が変わったりすると「人の上に立つ」という意味で「リーダーとしてどうあるべきか」ということを考えるようになるかもしれません。
では実際リーダーに向いている人はどのような人なのでしょうか。今回は古典的ではありますが、いまだに使われることの多いPM理論から考えていきましょう。
リーダーに適する人について、日本の心理学者三隅二不二さんは「PM理論」というものをしています。
PM理論はP(パフォーマンス型)と、M(メンテナンス型)の二つの軸でマネジメント力を表したものです。それぞれの軸について長けている人を大文字で表し、苦手な人を小文字で表します。どちらもできる人はPM型、パフォーマンス側が苦手でメンテナンス側は長けている人はpM型です。
P型(パフォーマンス型)とは目標達成を強く指向し、成果を出すというタイプで仕事をこなせる人物、個人として能力の高い人物です。
M型(メンテナンス型)とは人間関係を取り持ち、チームとして動かしていく能力が高い人物、人望がある人物です。
これらの能力の関係を図に示すと次のようになります。
このタイプの人は目標達成指向が強く、人をまとめるのが上手い人です。まさしく、リーダーにぴったりの人材です。
私の中での解釈として、PM型の人は、その人個人としてビジョンを持っていて、その達成のために周囲を巻き込む力を持っている人です。ついていきたいと思うような魅力あふれる人物であるとともに、人々が尊敬したり、憧れたりする人物です。
このタイプの人は、個人としての目標達成指向が強く、仕事の能力が高いが、人望はないタイプです。pMの人より一般的に短期的な結果を生むのが得意なタイプです。
私は、Pm型の人はその人自身の能力が高く、実際に結果を残していることが多い反面、自身のプライドが高く他の人(特に自分より下だと感じた人)の意見を聴けない、自分にできたことややってきたことと同じことを求めるような人が多いと思います。また、ビジョンを持っておらず人として尊敬されることが少ない人なのではないでしょうか。
このタイプの人は人望があり、人間関係を取り持つのが上手い一方で、目標達成への意識が少ないタイプです。Pm型の人より長期的な結果を出すのが得意です。
私の中では、このタイプの人は自信が少し欠けていたり、踏ん張らないといけないタイミングに踏ん張れないような部分があるように思います。困難を乗り越える力を養っていく必要があるでしょう。
このタイプの人は目的志向もなく、人望もないため何も結果を出すことが出来ないリーダー失格のタイプです。
もし自分がこのタイプだという自覚がある人はいきなりPもMも強くしようとするのではなく、どちらか片方から解決を図るようにしていくしかないのでしょう。
今回はPM理論を取り上げてみましたが、どのような理論も知って終わりではあまり意味がありません。この理論を知ってどのように使っていくかのほうが重要です。
今回なら、まず自分はどのタイプにあてはまっているのかということを考えてみて、そこから、理想のリーダーのタイプになるためにはどういう一面が足りていないのかなという事を考えてみましょう。そして、その足りてない面を意識的に自分の行動に落とし込むことで理想のリーダー像に近づいていくのではないでしょうか。
ビジネスにおいて有用とされる思考法やフレームワークもいろいろと学んできましたが、何だかんだ最強なのは「5W1H」なんじゃないかと思うようになりました。
「5W1H」って、たぶん小学生か中学生ぐらいで習うと思うんですよね。
基本中の基本みたいなものですが、しかしなかなか侮れません。
今回は一時記録と永久記録の使い分けをしたほうがいい理由と、その方法を解説していこうと思います。でも、その前に一時記録も永久記録も両方筆者の造語ですので、それぞれどんな意味かから説明していきますね。
ここでいう一時記録とは、メモのように自分にしかわからないようなものでもかまわない、長期間保存することを考慮していない記録方法のことです。
反対に永久記録とは、他人が読んでもわかるようになっていて、長期間保存することも考慮している記録のことです。
私は恥ずかしながら少し前まで一時記録と永久記録のことを意識できていませんでした。
こうして多くの人の目につくような文章を書くときには読者を意識して書いていましたし、自分しか見ないであろうメモでは問いかけるような表現を用いないで書いていましたから、一時記録と永久記録の使い分けを全くしてなかったわけではないんですけどね。
それでも、自分は一時記録と永久記録の使い分けが出来ていなかったと今は実感しています。
あなたはなにかを書くときにこの2つを意識して使い分けているでしょうか?
少し自分のことを振り返ってみてからこの続きを読んでみてください。
一時記録のメリットは時間がかからない点です。
毎回丁寧に誰が見てもわかる整理された記録方法をとっていては 時間がかかってしまいます。
このことはあなたもわかると思います。
特にすぐに使う情報を一時的に保存しておくためという目的では必要最低限のことだけを記録しておき、情報を使用したら破棄するということをすればいいでしょう。
例えば何か食材を買いに行くときに買うべきものをメモしてから買い物に行くとします。
この時に「11月11日スーパーでポッキーを10箱とプリッツを5箱とトッポを3箱買いに行きます。」なんてメモをしていても時間の無駄です。
この場合は「ポッキー10、プリッツ5、トッポ3」とだけメモをしていれば十分です。
後で見返すわけではないので買い終えたら不要な情報として捨てる一時的な記録です。
他の例を挙げると、
学生時代に計算用紙で行ったひっ算などもこれにあたります。
いつか見直す日が来るわけでも、誰かが採点するわけでもないので必要な計算が終わればゴミ箱行きです。
このように、「手間がかからない、素早くできる」が一時記録のメリットです。
永久記録のメリットは誰かに見せられること、後で見ても内容がわかることです。
誰かに何かを伝える時に資料として渡すことが出来るし、完全に内容を忘れてしまっていても見返せば思い出すことが出来ます。
例を挙げるならマニュアルや社内文書などでしょう。
今回の記事で言いたいのはこれまで説明してきた一時記録と永久記録を上手く使い分けすることです。中でも主に永久記録の使い方です。
「そんなことやってるよ」という声が聞こえてきそうですが、本当にできてますか??
出来ていたら次のようなことにはならないはずです。
・どこに資料があるかわからない
・書いてあることを理解する(思い出す)のに時間がかかる
・必要な情報、資料がなくて困る
これらのことを頻繁に感じる人は一時記録と永久記録との使い分けができておらず、 特に永久記録がしっかりとできていません。
また、本来は永久記録にすべきなのにそれを一時記録で済ませてしまっていたり、記録を残していなかったりしています。
まず、永久記録にすべきものは「あとで見返す、誰かに見せる」という目的を考えると、「どこにあるかわからない」というような状況にしてしまってはいけないのです。
永久記録はどこに必要な情報があるのかを分かるように記録したものを整理をしておくという事はとても重要なのです。
例えば作製するフォルダを自分のルールに基づいて作製しておき、必要な情報がどこにあるのかを瞬時に取り出せるようにしておくなどの工夫ができるでしょう。
また、ファイルを開かないと中身がわからないとなるといちいちファイルを開いて確認する作業が必要となってしまいます。
これを毎回していては大きな手間となってしまいます。
そこでファイルの名前をわかりやすいものにしておく、あるいは内容が書いてある表を作製しておき一目でわかるようにしておくとよいでしょう。
また、書いてあることが思い出せないということが起こる場合は永久記録の書き方が良くありません。
例え自分しか見るつもりのないものであっても、数ヵ月後や数年後にも見返すかもしれないことであれば、他人に向けて書くつもりでないと理解できなくなってしまいます。
記録する際に5W1H、なかでもwho、what、howを意識して書いていくことで理解しやすいものとなるでしょう。
必要な情報が記録されていないという場合にはそもそも、「何を記録しておかないといけないのか」がわかっていないです。
何が必要なのかを吟味していないから「適当に必要そうなものを記録してみた」という状況に陥ってしまっているのでしょう。
これでは必要な情報が十分に記録されておらず、他のファイルを見る必要が出てしまったり、再度データを取り直したり作業をやり直したりする必要が出てしまったりしてしまいます。
これらのことを意識できていないと必要の無い作業を自分で増やしてしまい、非効率になってしまう事がわかるでしょう。
さて、ここで今一度あなた自身のことを考えてみてほしいのです。
本当に一時記録と永久記録を正しく使い分け出来ていますか??
記録の取り方ひとつであなたの効率は劇的に変わるかもしれませんよ。
「コンサルティング」というのは、端的に言えば、クライアントのビジネスの課題を明確にして改善案を提案したり、経営について助言したりすることでお金をもらう仕事だ。
なんとなくかっこいい響きで、収入もそれなりに高い傾向があり、ある程度は個人のスキル・知識・経験も求められるので、比較的人気が高い職種のひとつである。
確かに、有名な大手・外資系の戦略コンサルティングファームなどには「優秀」な人材が多く集まっており、そこで経験を積んでから事業を立ち上げて成功している人も少なくない。
一方で、「コンサルティング」に明確な定義があるわけではなく、
「コンサルタント」を名乗るのに特別な資格が必要なわけでもない。
そのため、今の世の中には「○○コンサルタント」という肩書きが乱立している。
「その内容で『コンサル』名乗るのは違うでしょ… 」と思うような会社も、結構ある。
長かった。この本はほんとに読むに読めず遅々として進まなかった。
実は今まで書評として残してきた本の一部は、私が来年度から属することになるとある会社の課題図書であり、その多くは実際にその会社の側面を反映したチョイスであると常々感じていた。
それらの本とは打って変わって、一般論と社会の仕組みについてのエッセンスが詰め込まれた本書は、私が個人的に読む本のタイプからもかけ離れており、知らないこと、わからないこと、読んでなお理解できないことのオンパレードであった。
とはいえ、この本は辞書的に用いられることも想定しているような索引もついているので現場に出てからも役に立つことだろうと思う。
この本のメインは総務と経理。
そのうち総務の仕事はいわゆるバックヤード、バックオフィス的な業務を中心としているところらしい。
顧客リストや消耗品の管理、文書の保存や冠婚葬祭での対応など仕事は多岐にわたる。
人事も総務の仕事の一部とされるらしい。
人事に関しては、人事や採用に関する本を読んだこともあったが、それらのハウツー本に近いものは、どのような採用戦略、人事戦略を取っていけばいいのかということは書いてあっても、外国人を雇うことや雇用保険や社会保険に関してはノータッチだった。
それらの保険制度だけでなく、退社時の対応、賞与の算定、時間外労働の基準と給与など、人事の業務も一筋縄ではいかない。
正直このあたりの業務は、読後の今もどのように処理するかを覚えているというよりは、
「そういうものがあるのか。」
ぐらいのものである。
そういう意味でも、逆引きのように索引で戻ることができるのはかなりありがたい。
しかし、もっと厄介なのが経理の部分だ。
経理の仕事の方が総務よりイメージはしやすいように思う。
例として、首都直下型地震を考えてみましょう。
東京には、あまりにも多くのものが集中しています。
人も金も、政治も企業も情報も。
規模にもよりますが、この東京を大地震が直撃したら、多くの死傷者が出るでしょうし、政治も経済もしばらく大きな混乱が続くでしょう。
あくまで経済的なリスクということを考えると、東京だけはちょっと別物として考えておかないといけません。
自分も今まさに東京に住んでいて全く笑えない話なのですが、この日本という国においては、もういつどこで巨大地震が起きてもおかしくないわけです。
人は自然の前に無力だとはいえ、いや無力だからこそ、例えば政治機能を他地域に分散させるとか、やるべきことがあるように思うのですが、「いつ起きてもおかしくない」けど「やっぱり起きないかもしれない」ことに対して、その意思決定はこの上なく難しいものです。
イノベーションのスタートは、実はここから始まると思う。
一見すると不可能に見えるような無理難題や、理想論や夢物語。
まずこれを掲げて、それにNoと言わない。Howを考える。
人間が今飛行機で空を飛べるのは、空気よりも重い機械で人が飛べると本気で信じてひたすらにHowを考えた兄弟がいたからだ。
周りは皆、そんなの不可能だ、ありえない、無理だ、とNoを唱え続けていた。
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