コンサルタントという職種
「コンサルティング」というのは、端的に言えば、クライアントのビジネスの課題を明確にして改善案を提案したり、経営について助言したりすることでお金をもらう仕事だ。
なんとなくかっこいい響きで、収入もそれなりに高い傾向があり、ある程度は個人のスキル・知識・経験も求められるので、比較的人気が高い職種のひとつである。
確かに、有名な大手・外資系の戦略コンサルティングファームなどには「優秀」な人材が多く集まっており、そこで経験を積んでから事業を立ち上げて成功している人も少なくない。
一方で、「コンサルティング」に明確な定義があるわけではなく、
「コンサルタント」を名乗るのに特別な資格が必要なわけでもない。
そのため、今の世の中には「○○コンサルタント」という肩書きが乱立している。
「その内容で『コンサル』名乗るのは違うでしょ… 」と思うような会社も、結構ある。