カテゴリー: 文化

GI日本酒シンポジウム:GI(地理的表示)とは?

日本酒樽

昨日大阪梅田で行われた「GI日本酒シンポジウム」に行ってきたので、今回はそのレポートになります。

そもそもGIとはなにか

GIはGeographical Indicationという英語の略語であり、日本語では「地理的表示」と言われるものです。

この地理的表示は定められた規定に従って製造されたモノに対して、産地を独占的に名乗ることができる権利が与えられるというものです。

例えば、日本酒というのはこのようなGIに守られた表記なので、海外で生産された「日本酒」は「清酒」と表記しなければなりません。

あるいは、
スパークリングワイン全てをシャンパンというわけではなく、シャンパーニュ地方で特定の条件をクリアして製造されたものだけをシャンパンと呼ぶことができる
という例が有名でしょうか。

これらの表記に関する独占的な権利を保護するのがGIを認証する制度になります。

竹久健/(株)津々浦々の基調講演

竹久さんは日本酒のGI認証の取得推進に携わっていベンチャー企業の社長さんです。以下で、その方の基調講演の内容をまとめています。

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○○で寝たいって言ったらバカにされた件、いつかVRで叶えます

VRでの睡眠事情

友人と飲みに行った時のお話。
ふとその友人が質問をしてきました。

「めっちゃ理想の寝るとこがあったとしたとき、
 どんなところ想像する??」

あなたならこう質問されたらどう答えますか???

僕これに
「空!!」って答えたんですよね。

これそんなにおかしいかなぁ…。
くっそバカにされました。

実際考えてみてほしいんだけど、
青空で白い雲みたいな風景のど真ん中で
ふわふわでもっふもふなものに大の字で
心行くまで寝たくない??
最高じゃない??

高所恐怖症とかそういう話はいったん地上に置いといてさ。

どこまでも広い真っ白のモフモフにバフッって倒れこみたくない??

大草原の芝生の上とかも捨てがたいよね。憧れるよね。

程よく気持ちいい太陽の光とそよ風のなか
広大な芝生をゴロゴロ転げまわりたくない??
そのまま寝れるとか最高じゃない??

そりゃさ、現実的な話しようぜってのはわかるけど
せめて空想の話くらい夢持ちたいよね。

VRの分野とかだと
雲の上とか海の中漂いながら寝たいみたいな非現実的でも
理想的な開放的な空間で寝れる体験とか出来るようになるかもしれないわけだし、
あったら売れそうだよね。

めっちゃ睡眠で癒されそうだし求めてる人多そう。

てなわけで、ちょっとVRでの睡眠の話調べてみた。

VRでの最新睡眠事情がこちら

テンピュールっていう会社からVRの睡眠グッズが出てるじゃないか!
しかも無重力を再現して宇宙空間で寝れるんだとか。
宇宙とは俺の思ってたスケールよりでかいじゃないか…。

無重力だと完全なストレスフリーで寝れるとのことらしい!
いいな、寝てみたい。
どんな感じか全く想像できないけど逆に落ち着かなさそう。
慣れるのかな…。

他に出てきたVRの睡眠がコチラ。

VRで美少女と添い寝!?

「美少女になって集まって寝たら周りも
寝顔かわいい美少女ばかりで癒されて最高じゃない?」

さすがジャパニーズ…。これが天才か…。

美少女になって修学旅行の夜みたいな体験。これぞ夢。
この際ベッドとか寝る場所とかどうでもいいよ。
何が空で寝たいだよバカじゃねーの。

あなたの理想の寝床どこですか??

幸福であるからこその自死という「生き方」

(注)この記事では、「自死」(≒ 自殺)について触れます。
ですが、ネガティブなものではなく、あくまで「生き方」としての“ポジティブ”な自死です。
決して、積極的に自殺を推奨するものではありません。 

自死という生き方

覚悟して逝った哲学者

今からちょうど10年前、僕が中学2年生の時だったと思います。
当時の僕は、毎朝、朝食を食べてからその日の新聞をざっと読むという、ちょっとオッサンみたいな習慣がありました。

普段は広告などほとんど見ることはないのですが、
その日、一面の最下段にある広告欄の中の、小さく簡素な本の広告がふと目に留まりました。

必然だったとは言いません。
本との出会いは、いつも偶然なのです。

その本は、『自死という生き方』という題名でした。

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ふつうって何だろう?

ふつうってなんだろう?

以前友達と話していて「ふつう」という言葉が嫌いだという話を聞いて考えさせられました。
今回はふつうという言葉を掘り下げてみようと思います。

ふつうを気にする日本人

「ふつう○○するでしょう」
「ふつうそれはしなくない」
「ふつう嫌じゃない?」
などふつうって言葉はよく使われますよね。
僕も使うときあります。

でも友達は「ふつうってなんやねん」と感じるらしく、
ふつうという言葉が嫌いだと言っていました。
たしかに、ふつうってなんなんですかね。

ふつうという言葉を使う時、その裏には
「みんなそうする」という意識があると思います。

要は多数派であるということを暗に言っているわけですね。
日本人は周りと一緒、みんなと一緒ということを特に好むので
「ふつう」に属しているという事はすごく安心できるんですよね。

逆に、「ふつうじゃない」と言われてしまうと周りと違うと言われてるため傷つきます。

無意識に「ふつう」と言ってしまうときは
周りがそうだという根拠があるわけではないので
「みんなそうすると思う」くらいのニュアンスがふつうという言葉なんでしょう。

ふつうじゃなくていいんじゃない?

ふつうというのは周りの環境によって変わるものです。
周りがベジタリアンしかいない世界にたとしたら
お肉大好きな僕は当然「ふつうじゃない人」です。

逆立ちしながら食事をとる人しかいない国に住んでたら
座って食べる僕は「ふつうじゃない人」です。

ふつうじゃないけど、恥ずかしく感じるかもしれないけれど、
別に何も悪いことをしてるわけではないのです。

ふつうであることはいいことでも悪いことでもないのです。

ふつうじゃないと悩んでる人も
別のコミュニティに行けば同じ感性を持つ人に会えるはずです。
別に悩むことではないのです。

別にふつうじゃなくていいんじゃない?
そのほうがおもしろいんじゃない?

優しくなれない日本人と恩の文化

日本人は、ある場面では、非常に親切で温かく振る舞う一方で、
別のある場面では、非常に不親切で冷たく振る舞うこともある、そんな不思議な国民です。

この不思議な二面性の裏側にある文化を探ってみると、私達がもうちょっとだけ優しくなるためのコツが見えてきました。

優しくなれない日本人

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