少し前に有名なバリスタが監修している珈琲屋さんでコーヒーを飲む機会があった。
しかし、正直なところ私が好きなコーヒーではなかった。
ただそのときの私は、その珈琲屋の問題だとは全く思えなかった。
おそらくどんなコーヒーが好きで、それをどう表現したらいいかを知らない己の無知ゆえの結果なのだと感じた。
それを機にコーヒーについても少し学んでみようと思った。
コーヒーとワインを混ぜ合わせて作るコーヒーワインや、コーヒーとワインをセットで扱っている小売りのお店、コーヒーとワインの嗜好品としての性質など様々な点でワインとコーヒーは関連している。
コーヒーの科学
『コーヒーの科学』という本がある。
この本は講談社のブルーバックスの中の一冊だ。
この本を読む前の私は、コーヒーが赤い果実のような実をつける木だなんて知らなかった。
ちょうどブドウがツル科の植物であるのを知らなかったようなものだ。